冬の大三角が見える時間と方角
冬の大三角は、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結ぶ三角形です。東京では11月10日ごろから0時より前にそろって見え始め、4月26日ごろまで日暮れの西南西の空に残ります。このページでは、3つの星がそろって高さ20度より上にあり、空が暗い時間を月ごとに計算しました。星の位置はアメリカ海軍天文台の値と照らし合わせています。
月ごとの見える時間と方角(東京)
各月15日の夜です。「見える時間」は、3つの星がすべて高さ20度より上にあり、太陽が地平線の下12度より深く沈んでいるあいだです(国立天文台の暦Wikiでいう航海薄明の終わりから始めまで)。「翌」は日付が変わったあとの時刻です。「いちばん高いとき」は、三角形の真ん中がいちばん高くなる時刻と、その方角と高さです。時刻は5分きざみで計算しています。
| 月 | 見える | いちばん高いとき |
|---|---|---|
| 1月 | 19:35〜 | 22:50・南・高さ53度 |
| 2月 | 18:20〜 | 20:50・南・高さ53度 |
| 3月 | 18:45〜 | 19:00・南・高さ53度 |
| 4月 | 19:15〜 | 19:15・南西・高さ41度 |
| 5月 | 見えない | 見えない |
| 6月 | 見えない | 見えない |
| 7月 | 見えない | 見えない |
| 8月 | 見えない | 見えない |
| 9月 | 翌3:35〜 | 翌4:25・南東・高さ40度 |
| 10月 | 翌1:40〜 | 翌4:50・南・高さ53度 |
| 11月 | 23:35〜 | 翌2:50・南・高さ53度 |
| 12月 | 21:40〜 | 翌0:55・南・高さ53度 |
自分で計算する
3つとも高さ20度より上に見える時間(空が暗いあいだ)
いつから、いつまで見える?
東京では9月5日ごろから明け方の空に見え始め、11月10日ごろからは0時より前にそろいます。見えるのは4月26日ごろまでで、そのころは空が暗くなる19:25ごろ、西南西の空に短い時間だけ見えます。0時前に見え始める日と最後に見える日は場所で変わり、この表の6地点では東京と最大11日ちがいます。
| 場所 | 0時前に | 最後に |
|---|---|---|
| 札幌 | 11月18日 | 翌年4月15日 |
| 仙台 | 11月11日 | 翌年4月22日 |
| 東京 | 11月10日 | 翌年4月26日 |
| 大阪 | 11月13日 | 翌年4月27日 |
| 福岡 | 11月17日 | 翌年4月29日 |
| 那覇 | 11月14日 | 翌年5月7日 |
時間とともに動く方角
星は東の空から昇り、南の空を通って西へ沈みます。1月15日の東京で三角形の真ん中は、20:00は東南東・高さ36度、22:00は南南東・高さ51度、翌0:00は南南西・高さ50度、翌2:00は西南西・高さ32度です。いちばん高くなるのは22:50ごろで、南の空、高さ53度です。
冬の大三角の3つの星
国立天文台の表では、冬の大三角をなすのはシリウス、プロキオン、ベテルギウスです。シリウスは夜空でいちばん明るい恒星です。ベテルギウスは明るさが変わる星で、国立天文台の表はいちばん明るいときの0.0等、このページは0.5等としています。
| 名前 | 星座・ |
|---|---|
| シリウス | おおいぬ座・マイナス1.5等 |
| プロキオン | こいぬ座・0.4等 |
| ベテルギウス | オリオン座・0.5等 |
冬の大三角を見上げて歩く夜に
Angel Stepはヘルスケアから歩数だけを読み、ひとつの数字にして空の上に出します。星の位置は計算しません。それはこのページの仕事です。
出典
- 国立天文台暦計算室「こよみ用語解説 おもな恒星」。冬の大三角をなす星、名前、星座、明るさ eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「薄明」。航海薄明の始めと終わりは太陽の伏角12度 eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦計算室「日の出入り」。都道府県庁所在地など49地点の緯度と経度 eco.mtk.nao.ac.jp
- U.S. Naval Observatory「Celestial Navigation Data」。このページの星の高さを照らし合わせた相手 aa.usno.navy.mil
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