月の出と月の入りの時間と方角
国立天文台は、月の中心が地平線に一致する時刻を月の出と月の入りとしています。日の出は太陽の上辺で決めるので、月とは決め方が違います。このページでは、国立天文台と同じ49地点について、日付から月の出と月の入りの時刻と方角、正午月齢を計算します。2026年と2027年の東京の表とすべての日で比べると、時刻は1411回のうち1400回、方角は1372回で同じで、違うのはどれも1分か0.1度です。
満月のころの東京の月の出と月の入り
月の出は毎日遅くなり、方角も少しずつ動きます。2027年9月12日から18日までの東京では、月の出が15:59から18:33へ遅くなり、方角は東南東(112.9度)から東北東(73.4度)へ北寄りに変わりました。この7日間の時刻と方角は、国立天文台の表とすべて同じです。9月16日が満月です。
| 日付 | 月の出 | 月の出の | 月の入り | 月の入りの |
|---|---|---|---|---|
| 9月12日 | 15:59 | 東南東(112.9度) | 1:32 | 西南西(244.1度) |
| 9月13日 | 16:27 | 東南東(107.1度) | 2:31 | 西南西(249.5度) |
| 9月14日 | 16:52 | 東(100.8度) | 3:29 | 西南西(255.7度) |
| 9月15日 | 17:17 | 東(94.0度) | 4:26 | 西(262.4度) |
| 9月16日 | 17:41 | 東(87.1度) | 5:24 | 西(269.4度) |
| 9月17日 | 18:06 | 東(80.1度) | 6:22 | 西(276.6度) |
| 9月18日 | 18:33 | 東北東(73.4度) | 7:22 | 西北西(283.6度) |
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月の出 · 方角
月の出が毎日遅くなる理由
国立天文台によると、月の出と月の入りの時刻は、平均すると1日に約50分ずつ遅くなります。月は地球のまわりを回っているので、地球が月に対してもう一度同じ向きになるまでに、1日より長い約1日と50分かかるからです。遅くなる分は日によって違い、上の表の7日間では1日に24分から28分でした。
同じ月の出でも、こよみによって時刻が違う
国立天文台は月の中心が地平線に一致する時刻を月の出としますが、韓国天文研究院やアメリカ海軍天文台は月の上辺で決めます。決め方が違うので、同じ場所の同じ日でも時刻は少しずれます。このサイトの計算で2027年の49地点を両方の決め方で出して比べると、月の出は中心で決めたほうが遅く、月の入りは早くなりました。
ずれの大きさは緯度で変わります。2027年の平均で、月の出は那覇で1.2分、東京で1.4分、札幌で1.5分おそくなり、月の入りはそれぞれ1.2分、1.3分、1.5分はやくなりました。どの地点でも月の出と月の入りで符号が逆になるのは、ずれが高度のしきい値の違いだからです。
ずれが1分か2分でも、月の出の時刻が真夜中に近い日には結果が変わります。2027年の49地点では、片方の決め方では月の出や月の入りがあり、もう片方ではない日が36日ありました。表に時刻があるかないかが、こよみによって違う日です。
月の出がない日
月の出は毎日遅くなるので、月の出の時刻が真夜中を越える日には、その日の月の出がありません。国立天文台のよくある質問では、今日の23時30分に月の出があると、50分遅れた次の月の出は24時20分、つまり明後日になり、明日の欄には月の出の時刻が書かれないと説明しています。月の入りがない日も同じ理由です。2027年の東京では、月の出のない日が12日、月の入りのない日が12日あり、どちらも国立天文台の東京の表と同じ日数です。
満月は季節で昇る方角が変わる
国立天文台によると、夏の満月は南寄りに、冬の満月は北寄りに昇ります。満月は太陽のほぼ反対側にあるので、冬の満月は夏の太陽に近い道を、夏の満月は冬の太陽に近い道を通ります。東京の満月の日の月の出は、2026年12月24日に東北東(56.5度)、2027年6月19日に南東(123.9度)でした。月の出の方角は、2027年の東京では1年で55.5度から125.1度まで動きます。
| 日付 | 月の出 | 月の出の |
|---|---|---|
| 2026年12月24日 | 16:34 | 東北東(56.5度) |
| 2027年3月22日 | 17:50 | 東(94.3度) |
| 2027年6月19日 | 19:29 | 南東(123.9度) |
| 2027年9月16日 | 17:41 | 東(87.1度) |
場所で変わる月の出
同じ満月の日でも、月の出の時刻と方角は場所で違います。2026年12月24日の月の出は、札幌が15:58で北東(52.1度)、那覇が17:53で東北東(60.0度)です。2027年6月19日には、札幌が南東(128.3度)、那覇が東南東(120.2度)から昇ります。
| 場所 | 月の出 | 月の出の |
|---|---|---|
| 札幌 | 15:58 | 北東(52.1度) |
| 仙台 | 16:20 | 北東(55.1度) |
| 東京 | 16:34 | 東北東(56.5度) |
| 名古屋 | 16:48 | 東北東(56.7度) |
| 大阪 | 16:55 | 東北東(57.0度) |
| 広島 | 17:09 | 東北東(57.1度) |
| 福岡 | 17:20 | 東北東(57.5度) |
| 那覇 | 17:53 | 東北東(60.0度) |
| 場所 | 月の出 | 月の出の |
|---|---|---|
| 札幌 | 19:51 | 南東(128.3度) |
| 仙台 | 19:33 | 南東(125.2度) |
| 東京 | 19:29 | 南東(123.9度) |
| 名古屋 | 19:39 | 東南東(123.6度) |
| 大阪 | 19:43 | 東南東(123.4度) |
| 広島 | 19:55 | 東南東(123.2度) |
| 福岡 | 20:01 | 東南東(122.9度) |
| 那覇 | 19:50 | 東南東(120.2度) |
月の形と月が出る時間帯
国立天文台によると、月の形と月が出る時間帯には決まった関係があります。新月は朝に出て夕方に沈み、上弦の月は昼に出て夜に沈みます。満月は夕方に出て朝に沈み、下弦の月は夜に出て昼に沈みます。正午月齢は新月の瞬間から正午までにたった日数で、2027年9月16日の満月の日の東京では15.4でした。
方角の読み方と見える時間
方角は北を0度として時計回りに測り、東は90度、南は180度、西は270度です。方角の名前は16方位で、東北東は67.5度、東は90度、東南東は112.5度を中心にした22.5度の幅です。時刻と方角は地平線まで見通せるとして計算しているので、東に建物や山があれば、月が見えるのはもっと遅くなります。
都市ごとの月の出・月の入り
次の都市には、2026年10月から2027年12月までの毎日の月の出・月の入りの表と、満月の日の月の出の表があります。
月を見に歩く
満月は夕方に出るので、日の入りのあとに歩くと東の空の低いところに見えます。Angel Stepはヘルスケアから歩数だけを読み、月の出の時刻は計算しません。月の出と月の入りは、このサイトの計算です。
出典
- 国立天文台 暦計算室「月の出入り(東京)」2027年9月。出入りの時刻は月の中心が地平線に一致する時刻、方位は北を0度として東回り、月齢は正午の値 eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」。都道府県庁所在地など49地点の緯度と経度 eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台のよくある質問。月の出と月の入りの時刻は平均すると1日に約50分ずつ遅くなり、日付を越えた日は表に時刻が書かれない nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「平均太陰日」。月の南中時刻の間隔は約1日と50分 eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「出入り方位」。夏の満月は南寄りに、冬の満月は北寄りに eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「月の出入りと満ち欠け」。新月、上弦、満月、下弦と月が出る時間帯 eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「月齢」。朔からの経過時間を日で表したもの eco.mtk.nao.ac.jp
- 国立天文台 暦Wiki「日の出入りの定義」。日の出は太陽の上辺が地平線に一致する時刻 eco.mtk.nao.ac.jp
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