Angel Step

歩幅の測り方と平均

歩幅は、10 mを普段どおりに歩いた歩数で割ると測れます。14歩なら約71 cm、1キロで1400歩です。身長から出す目安はいくつもあり、身長170 cmでも63 cmから77 cmまで開きがありますが、その差は歩く速さの違いで説明できます。


10 mを歩いて測る

平らな道で10 mを測り、普段どおりの速さで歩いて歩数を数えます。10 mを歩数で割った長さが歩幅で、1キロあたりの歩数は、数えた歩数の100倍です。オムロンとタニタは10歩歩いた距離を10で割る方法を、Fitbitは20歩以上を測る方法を案内しています。距離全体を測るので、つま先で測るかかかとで測るかは結果に関係しません。

10 mを歩いた歩数から出す歩幅
10 mで数えた歩数歩幅1キロあたりの歩数
12歩83 cm1200
13歩77 cm1300
14歩71 cm1400
15歩67 cm1500
16歩63 cm1600
17歩59 cm1700
18歩56 cm1800

自分で計算する

170 cm

71 cm

1 km · 1,400 歩

身長に対する歩幅 0.42
身長からの目安 70 cm

身長から出す目安が合わない理由

身長から歩幅を出す目安は一つではありません。オムロンは身長の0.37倍から0.45倍としていて、山佐時計計器は身長から100 cmを引いた長さ、速く歩くときは90 cmを引いた長さを目安にしています。身長170 cmなら、63 cmから77 cmまで開きがあります。

身長から出す歩幅の目安(身長170 cmの場合)
目安の式身長170 cmの歩幅1キロあたりの歩数
身長×0.3763 cm1590
身長×0.413(このサイト)70 cm1424
身長-10070 cm1429
身長×0.4577 cm1307

目安どうしが食い違うのは、歩く速さが違うからだと考えられます。Appleが歩幅の測定を64歳から92歳の538人で確かめた研究では、平均身長1.66 mの人の歩幅が、ゆっくりで0.61 m、普段の速さで0.68 m、速く歩くと0.71 mでした。身長に対してそれぞれ約0.37、0.41、0.43です。このサイトの計算は身長×0.413で、普段の速さにあたります。

iPhoneのヘルスケアの「歩幅」

iPhoneのヘルスケアアプリには、「歩行」のカテゴリに「歩幅」という項目があります。Appleの説明では、歩いているときの片足から次の足までの距離で、iPhoneを腰の近くのポケットなどに入れて平坦な場所を安定したペースで歩くと、自動的に記録されます。記録するのはiPhone 8以降で、ふつうの日で10回から30回ほどです。

歩幅が表示されないときは、記録の条件を確かめてください。走っているときや坂を上っているときは記録されず、iPhoneを手に持っていたり、リュックやかばんに入れていたりすると記録が少なくなります。iPhoneは身長や歩くテンポから歩幅を推定するため、ヘルスケアの「身体測定値」の身長を正しくしておくことも求められています。

Appleがこの測定を64歳から92歳の538人で圧力センサーの歩行路と比べた結果、絶対誤差の標準偏差は0.05 mでした。若い人での精度は公表されていません。

Angel Stepがヘルスケアから読むのは歩数だけで、歩幅は読みません。

歩幅の平均、女性と男性

大きな調査で測られた歩幅の平均は、高齢の人のものが中心です。日本の70歳から96歳の1212人の研究では、男性が60.8 cm、女性が57.7 cmで、平均身長は男性163.4 cm、女性150.1 cmでした。身長との比にするとおよそ0.37と0.38で、身長×0.413の目安より7%から11%ほど短くなります。韓国の65歳以上の研究では、身長の違いを考慮すると男女の差はありませんでした。若い世代について、同じ規模の平均値は見つかりませんでした。

速さと道でも歩幅は変わる

同じ人でも歩幅は一定ではありません。速く歩くほど長く、ゆっくり歩くほど短くなり、凸凹のある道でも短くなります。測るときは、ふだん歩く速さで平らな道を歩くと、日常にいちばん近い値になります。

出典

更新日

シンプルな歩数計を無料で入手